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医療トピック「医療案内=よくある質問、疑問・・・」の、『注射の後、揉むべきか?揉まざるべきか?』更新です。(他注射関連トピックもリンク)

2012年11月19日

医療トピックからだと見つけにくい、とのお声がありましたので、本文記載と、ここからクリックしての閲覧もできるようにしました。

2011年7月に更新した注射関連トピックも、併せてご覧いただけるようリンクさせました。
よろしかったら見てみてください。

「医療トピック」のページでの閲覧はこちら→注射の後、揉むべきか?揉まざるべきか?

※ スマートフォンご利用の方へ
医療トピック」は、スマートフォン版による反映の場合、上手く表示されない事があります。
お手数かけて申し訳ないのですが、そのような時は、PC版に切り替えての反映をおすすめします。
(スミマセン。そのうち医療トピックの中も整理して、読みやすくしたいと思っているのですが・・・)


★注射の後、揉むべきか?揉まざるべきか?

一般に
筋肉注射は、揉んでよい、
静脈注射は、強く(といっても適度にね)押さえて、決して揉んではいけない、
皮下注射は、軽く押さえる程度でよい、です。

ちなみに動物さんのワクチン接種は、皮下注射が一般的ですので、揉まなくてよいのグループです。
(ドン・ペット・クリニックも皮下注射です)

ただし、動物病院によっては筋肉注射でしている動物病院もありますので、注射の時、筋肉注射ですか?皮下注射ですか?と、質問しとくと後の対処を間違えませんね。



厚生省のインフルエンザ予防接種ガイドライン(人間です)でも-----【注射後は接種部位を清潔なアルコール綿で押さえる。接種直後に同部位を液が漏れ出ないように注意しながら数回揉む。この時点であまり強く揉むと皮下出血を来すこともあるので、とくに血管の脆弱な高齢者や出血傾向のある被接種者ではこの点注意を要する】-----と、しています。

注意しながら数回と断っているように、決して数十回も揉むことを奨めているわけではありませんのでご注意ください。



そんなこと言ったって、そもそも筋肉・静脈・皮下注射の違いなんて知らないしー、という声が聞こえてきそうなので、簡単に書いときます。


■ 筋肉注射

後肢大腿(後ろ足の太もも)の後側に実施。
筋肉中に薬を注入する方法で、一般に筋肉内は皮下組織より毛細血管が多いので皮下注射よりも薬の吸収が速くなり、作用持続が短くなる、注射痛は強い?
(昭和世代のお尻への注射、記憶ありませんか?S50年代以降に生まれた方はご存じないかな?)


■ 静脈注射

前肢もしくは後肢。後肢の場合は、犬では足首の外側・猫では大腿(太もも)の内側に実施。
薬液を直接静脈に投与する方法であり、薬の吸収や効果の発現は最も速い。
少量を一度に投与する場合には注射器を用い、多くなると点滴(前肢)で投与する。
救急時の緊急処置の目的などにも使われる。


■ 皮下注射

首もしくは肩の背中側または、ワクチン等の薬液が少量の場合は後肢の付け根の背中側に実施。
皮膚と筋肉の間の皮下組織(場所的にわかりやすく言うと、フライドチキンの皮と肉の間)に薬を注入する方法。
注入された薬は注射部位にしばらく留まり、毛細血管を介して吸収されてゆっくりと全身にいきわたるので、薬の作用発現はやや遅く、作用時間が長いのが特徴。
皮下に行う注射は他に、皮下補液というものもあります。


◆オマケ◆


皮下補液とは、

皮下(フライドチキンをイメージして、皮と肉の間=剥がれる所)に、薬液(点滴の液)を注射する事です。必要量を入れるのに時間がかからないので、外来(入院の必要なし)で行います。

普通は犬や猫の、首の背中側にします。

たいてい飼主様たちは、その時使用するシリンジ(注射器)の大きさ、太さに驚かれます。

体重の1、5~3% ( 5㎏なら75~150ml ) 注射し、だいたい2~3時間で吸収されます。

よくある勘違いとしては、皮下補液を点滴であると、飼主様が思ってしまうことがあります。


点滴とは、

静脈(血管)に刺した針から、少しずつ薬液(点滴の液)を、体内に入れる事です。

必要量を入れるのに時間がかかるので、一般には入院して行います。

転院する時などに、過去の病歴等を説明する時など、誤解が生じやすいので、知っておくと良いと思います。


■ 注射関連トピック ■


【「犬:注射関連」のお話、リンク一覧ページ】

【「猫:注射関連」のお話、リンク一覧ページ】

これ↑は、下記に記載分以外も含む、注射関連のお話を集めたリンク一覧ページです。
ドン・ペット・クリニックHP掲示板からの閲覧も可能です。


狂犬病のワクチンって必要なの?10歳なのに大丈夫?

ワクチンって必要?

生後のワクチンはナゼ2回または3回なの?

生ワクチンと不活化ワクチンの違い

ドン・ペット・クリニックのワクチン副作用・副反応、発生状況
(1996開院~2012,7月現在)新たな発生に伴い更新します


アナフィラキシーショック(ワクチン副反応を例として)

 

 

 

 

 

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